プロフィール
つつみ
つつみ
義父母と夫と小3の娘ユリ(05年1月生)と幼稚園年長の息子ケン(07年6月生)との6人暮らし。
滋賀県生まれの滋賀県育ち。
オーナーへメッセージ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 10人
QRコード
QRCODE
Information
ログインはこちら
アクセスカウンタ




2007年08月21日

金魚の死と娘

うちには去年の金魚すくいですくってきた金魚が
7匹中3匹生き残っていて結構巨大に育っている。

今年も新たに一匹やってきた。帰省中に2匹すくった
けど、一匹は向こうで死んでしまったので一匹だけ
連れ帰ってきた。

娘は朝「大きい金魚はお母さんが、小さい金魚は
娘ちゃんがエサやるー」と嬉しそうにエサをやっていた。
(あまりに大きさが違うので別の水槽に入れていた)


しかし2日目の朝。

残念ながら小さい金魚は他界していた。横向きに
浮かんでいる。

でも娘は嬉しそうに「小さい金魚さんにエサやるー」。

 私「もう金魚さん死んでまーったし餌やれへんわ」
 娘「なんで?」
 私「弱ってやーったんかなあ」
 娘「なんで?」
 私「金魚すくいでみんなに追いかけられて
   疲れてやーったんやわ」
 娘「それで?」
 私「死んでまーったん」
 娘「だから何?」
 私「もう動けへんし、餌も食べられへんの」
 娘「それで?」
 私「穴掘って埋めてお墓作ってあげような」
 娘「それで?」
 私「まんまんちゃんってしてあげような」
 娘「そしたら、明日になったらまたエサあげような」
 私「…もう死んでまーったしエサあげられへんよ」
 娘「なんで?」
 私「死んだらねんねしたままもう起っき出来ひんのやで」
 娘「なんで?」

そのあとこの会話が微妙にパターンを変えつつ無限ループ。
娘は死が全く理解出来ない様子。まあ、2歳半だから仕方が
ないんやけどね。しかも今回は対象が物言わぬ金魚やし。


そして次の日の朝。まだ水槽に浮かんだまま(すみません、
娘と一緒に埋めようと思ったけど時間を取れなかった
のでそのまま放置してました m(_ _)m)の金魚を見て
「もう死んでまーったしエサやれへんな」と娘。

朝食後、娘と一緒にお墓を作った。「お墓作ろうな」と
言うと「どこで?」と言うので「畑の木の下に作ろうか」
と答えると「中で作って持って行こう」。お墓を作ると
いうのを、何か工作するんだと思ってる様子。

穴を掘って金魚を入れると「なんで入れるの?」。
 私「死んでまーったしお墓作ったげるんやで」
 娘「起っきしゃーったらまた水槽に入れたげようね」
 私「もう起っきしゃーれんのやで。死んでまーったし
   土に還らーったわ。死んだらみんな土に還るんやで」

で、土を被せたらなんか変な顔をしてたけど、娘は特に
何も言わず。そして棒を立てて二人で「まんまんちゃん、あん」。

家の中に入ったら大きい金魚を見て「大きい金魚は
餌食べられるなあ。小さい金魚は土に還らーったなあ」
と言っていた娘。なんとか娘なりに理解してくれたんだろうか。



……すみません、今回の会話は上手く標準語もしくは
関西弁に直せなかったので長浜弁丸出しです (^^;

同じカテゴリー(2歳6ヶ月~)の記事画像
空飛ぶリラックマ
駄々こね娘
久々にリバース
敬老のプレゼント
娘の何気ない一言 その6
姉からのプレゼント
同じカテゴリー(2歳6ヶ月~)の記事
 娘のお仕事 (2007-11-15 22:01)
 娘の一言 その7 (2007-10-13 23:30)
 空飛ぶリラックマ (2007-10-03 21:42)
 駄々こね娘 (2007-10-02 16:33)
 初・おまるでうんち (2007-09-25 18:03)
 久々にリバース (2007-09-23 22:06)

この記事へのコメント
「生死」を教えるということは大変ですね。
でもそれはとっても大事なことで、死が解るからこそ生きてる喜びを感じられる。
「いただきます」「ごちそうさまでした」
すべての命に対しての感謝の言葉。
なんて良い言葉なんでしょうね。
普段は命についてあまり考えないですけど、心の奥ではいつも命の大切さを忘れずにいたいものですね。

ちょっとマジすぎましたか・・・(;^_^A アセアセ・・・
Posted by nory at 2007年08月21日 22:47
その会話の無限ループ、すっごくよくわかります!それにずっと付き合ってあげたくつみさんがすごい!私なら、途中でキレてます。(反省)
でも、そんな会話の中でも、子供ってちゃんと出口を見つけて自分なりに納得しようとして、頭の中で考えている気がしますよ。うちの子(三歳1ヶ月)もそんな感じです。
Posted by ちゃちゃ at 2007年08月21日 22:54
ホント難しいです。
まんまんちゃん 私も子供によく言いました。家の庭にはいろんな小動物のお墓があります。そうやって大きくなってわかっていくんでしょうね・・・
Posted by ねえさん at 2007年08月23日 19:30
なるほど・・・・。ちっちゃいと"死”を認識できないんですね。
ゆとりのあるときの無限ループは楽しいけど、忙しいときはいらいらしちゃいそう・・・・
Posted by Shino。 at 2007年08月23日 21:51
生きると、死ぬ。
難しいですね。生き物の命を通して、だんだん分かっていくんでしょうね。

子供に教えなきゃと思いながら接するのではなく、言葉や態度で、感じられるような、そんな関わりをしたいと思いました。

向き合いながら、接しておられるくつみさん。
私も見習います。
Posted by にこにこmoon at 2007年08月24日 13:25
こんにちわ。
いつも楽しく拝見させてもらってます^^;
なかなか理解してもらえないし、いずれ解るんでしょうが・・・ほんと難しいですよねぇ。
Posted by 瑞香のパパ at 2007年08月24日 18:56
>noryさん
いえいえ、マジなコメントありがとうございます (^-^
「いただきます」については時々娘に言ってるんですけど
やっぱりまだよくわからないみたいです。今回のことで
少しはわかってくれると嬉しいんですが。

>ちゃちゃさん
ホント、無限ループにはいらいらしますよね~。ある程度は
付き合うけど、さすがに途中で話をそらすこともよくあります。
でも今回は話をそらしたくなかったのでひたすら無限ループに
付き合ったので非常に疲れました (^^;

>ねえさん
これまで娘は2回お葬式に出たことがあるんですけど、
今回が一番死を理解出来てたように思います。やっぱり
死んで動かない姿を目の前で見てるからでしょうか。

>Shino。 さん
とりあえず「動かない。餌を食べられない」とは理解した
みたいですが、やっぱり難しいですね~。
無限ループは本当にいらいらします。よく育児本とかに
載ってる子どもの「なんで?攻撃」とはこのことだったのか!
とただいましみじみ実感中です (^^;

>にこにこmoonさん
そうなんです。改めて教えるのではなく、なるべく普段の
生活の中で学んでいって欲しいと思っているのですが
なかなか難しいです。毎日が試行錯誤です。お互い
頑張りましょう p(^_^)q

>瑞香のパパさん
自分自身いつ頃死を理解したか記憶が定かでないんですが、
ホント難しいですよね。少しずつ理解していくしかないとは
思うんですが…。
Posted by くつみ at 2007年08月26日 00:55
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。